運動が継続できる人とできない人の4つの違いとは?
『運動は健康に良い』、『ダイエットに成功したら人生が変わる』、様々な場面で見聞きするワードではないでしょうか。
多くの方が理解していると思います。
なのに、一歩目が踏み出せない。
あるいは、始めたものの三日坊主で終わってしまう。
それはいったいなぜなのでしょうか。
運動やトレーニングを継続できる人は何が違うのでしょうか。
次の3つの視点から解説していきます。
Contents
『意志の強さ』ではなく、『環境』を変える
クライアント様から「意志が弱くてお菓子を食べてしまいました。」という声をよくお聞きしますが、その方が悪いのではありません。
もとより人間は意志が弱い生き物です。
目の前にお菓子などの誘惑があれば食べてしまうのも当たり前です。
目の前に辛いことがあれば避けてしまうのも当然です。
『1時間ケーキを食べない』というミッションを達成したい場合、目の前にケーキが置いてあるのとないのでは、ミッション達成の難易度は大きく変わってきます。
すなわち、ここで問題なのは、“手の届く範囲にお菓子がある”ことや、“運動をしなくてもよい”という「環境」です。
周囲の誘惑を排除する、または逃げられない状況をつくってしまえば、意志の強弱に関係なく、継続しやすいのです。
これを運動に置き換えた場合、週1回パーソナルトレーニングの予約を取ることで、1時間のハードトレーニングはしやすくなります。
フィットネスクラブに入会するだけでは、継続は困難なのは多くの方がご存じだと思います。
(多くの場合、運動は『頑張る』ことよりも『始める』ことの方が困難ですから。)
また、最寄り駅までの定期を購入せず、必然的に歩く状況をつくることもい方法でしょう。
とにかく、環境を徹底的に作るようにしてみましょう。
理想の自分をイメージする
想像はリアルになる
脳は『想像』と『実体験』の区別が苦手と言われています。
そのため、脳で成功体験や理想の自分をイメージし続けると、実体験で起きていることと“イコール”になりやすいです。
これはセルフマインドコントロールと呼ばれたりもしますが、他人ではなく自分の思想や意思をコントロールして誘導するというものです。
理想の自分や成功した姿をイメージし続けることにより、徐々にその姿に近づきやすくなります。
私の好きな言葉に『想像はリアルになる』という言葉があります。
すなわち想像出来ることは、実現することが可能なのです。
(1年でトップモデルのようなスタイルになっていることはイメージできなくても、5㎏減らして健康的な生活を送っている姿やその過程はイメージできるでしょ?)
自分を過大評価する
パーソナルトレーニングの現場でたくさんのクライアント様の成功体験を見てきましたが、総じて成功する方やうまくいく方、リバウンドしない方は、『成功した時のイメージが明確』かつ『自分のことを少し過大評価』されている傾向があります。
前者はこれまでお伝えした通りですが、後者は『ポジティブ思考』や『自惚れ』(いい意味で)、『自画自賛』といったマインドとも共通します。
『根拠のない自信』や行動もしていないのに『やればできるでしょ』とう思考はよくないですが、これまでの人生経験から『私ならできる』という自信を持つこともとても大切だと思います。
(ちなみに私はこの思考がとても強いです…^^;)
3日坊主でも継続と思う
21日説に惑わされない
習慣を形成するのに約21日間(3週間。あるいは28日間か30日間)を要するという言説は、多くの人が耳にした事があるではないでしょうか。
意識的に行動しているうちはそれが自然体にならず、常に無理をしている状態です。
ところが、嫌なことでも3週間続ければ習慣化されることが多いと言われています。
どんなに苦手なことでも21日間続ければ『有意識』が『無意識』に変わり、無理せず自然体でできるようになります。
運動やトレーニングに置き換えると、「運動を頑張らなきゃ」と意識していると大変ですが、当たり前のようにジムに足を運んでいるような生活習慣まで作れれば、苦痛でなくなってきます。
この理論は、マクスウェル・モルツ博士(Maxwell Maltz)が書いた自己啓発の書籍、『Psycho Cybernetics』(邦訳:『自分を動かす──あなたを成功型人間に変える』知道出版)から来ていると考えられていますが、これはあくまで強制力が働く場面でのことです。
書籍の中でもありますが、新居に引っ越したばかりの頃は、まだ前の家の感覚が残っていてまだ我が家のようには思えません。
しかし、そこに暮らしてから約3週間たつ頃には、徐々に慣れ、感覚は変わるそうです。
他にも、転勤や異動によって勤務先が変わった時も同様の感覚になるのではないでしょうか。
運動の場合、部活動のような強制力があるケースですとこの理論が当てはまると言えますが、大人のように自分の意志が大きく左右するケースの場合は、あまり当てはまらないように思います。
継続することに固辞しない
『運動を継続する』としましょう。
しかし、24時間運動することはもちろん不可能で、仮に一度運動した場合、次の運動まで数十時間の『運動していない』時間が必ず存在します。
毎日1時間運動するとしても、間にある運動していない時間は23時間です。
この23時間運動していない時間があったとしても、多くの方は『継続』という定義を使われると思います。
では、仮に『30時間』空いたらどうですか?
『40時間』ではどうでしょう。
そこに個人の価値観やルールは存在しても、明確な基準は存在しないはずです。
100時間空いても、次の『運動した1時間』がくれば『継続』と言っていいと思います。
オリンピックを目指すようなトップアスリートなら「そんな甘いことを…!」となりますが、皆さんはこのぐらいの考え方でいいと思います。
我慢せず、許してあげること
お腹が空いたら冷蔵庫を開けてもいい
最後に、許容範囲を認識しましょう。
いくら体にいいからと毎日ハードなトレーニングを行ったり、好きな物を我慢し続けると、大きなストレスになります。
ストレスは免疫力を低下させ、内臓の機能を悪くし、代謝が落ちます。
食事量が減っているのに、ストレスで体重が増えてしまう方もいるほどです。
ダイエットのためのルール決めをするときは、無理のない範囲にするということと、否定形を使わないことが大切です。
例えば、『お腹が空いても冷蔵庫を開けない』とは設定せずに、『お腹がすいたら、冷蔵庫を開けて低脂肪ヨーグルトを食べる』と設定した方が効果的です。
または、『お風呂上がりにのどが渇いてもビールは我慢する』でなく、『お風呂上りにのどが乾いたら炭酸水を飲む』と設定します。
人間は、欲望について考えないようにすればするほど考えてしまう…そんな生き物ですので、代替となる具体的な行動を示してあげることで上手くいくことが多いのです。
有酸素運動は好きな物をチョイスする
運動やトレーニングに置き換えた場合、運動には有酸素運動、無酸素運動がありますし、キックボクシングやピラティスなどのスタジオレッスンもあります。
本来、目的ごとに適切な運動やトレーニング方法がありますが、継続できなければ意味がありません。
よく「有酸素運動で一番脂肪が燃焼するのは何ですか?」と質問を受けますが、長期的に考えると『一番好きな物』や『ストレスなく出来るもの』が効果的と言えます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
まずはいきなり全て行うのではなく、取り組みやすそうなものから順番に行動してみてください。
少しずつの変化が、将来ダイエットの成功につながっていきますし、ダイエット以外でも、今後何か目標を達成したいときのヒントになれれば幸いです。
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