正しい認識を持てていますか?女性が体幹トレーニングをするメリット
クライアント様から「体幹を鍛えたいんです」という要望を時々いただきます。
皆さんは「体幹」と聞いてどんなことを思い浮かべますか?
または、どんなトレーニングを思い浮かべるのでしょうか。
多くの方は腹筋や背筋といった体の部位を。
または、腕とつま先で体を支える『プランク』を思い浮かべるのではないかと思います。
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「体幹トレーニング」とは動作を制御する能力
少し専門的な話になりますが、筋力には“動作を行う”ものと、反対に“動作を制御する”ものの2パターンあります。
この2つは相反するものではなく、密接に関わっています。
“動作を行う”ものは、重たいものが持てる、階段の昇りがスムーズに行える等、「筋力強化」や「パワー」といった言葉がしっくりくるかと思います。
“動作を制御する”ものは、揺れている電車の中で立ち続けるように「安定性」と言い換えることができます。
そして、この「安定」は「固定」とは似て異なります。
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「体幹」=「固定」ではない
体幹トレーニングにおいても、
「体幹の筋力を強化する」という意味でエクササイズが行われていることがたくさんあるようです。
体を全力で固めていて、揺れている電車の中で立ち続けることができるのでしょうか?
揺れている電車の中で立つために必要なのは、体を強く固定する能力ではなく、微調整しながら安定させる能力なはずです。
「固定ではなく、安定である」
「安定性とは微調整された制御であって、力ではない。」
という事実をまず初めに認識し、安定性を獲得するためにトレーニングプログラムを組み立てる必要があります。
そのように考えていくと、体幹とは決して「腹筋」と「背筋」だけの筋肉ではなく、またプランク(またはさらに不安定にしたり、そこに動作を付け足した)だけをやっていて十分なものでもないことをおわかりいただけるかと思います。
女性に体幹トレーニングは必要ないのか?
では、“揺れている電車の中”を日常の生活に当てはめて、体幹の必要性について説明していきます。
「その場でまっすぐ立ってください」
そう言われると、自分自身の中でできる最大限のいい姿勢が披露されます。
そのあと、日常生活を行うと、歩く、座る、立ち上がる、物をとる、、、様々な動作が行われ、その度に骨格ラインも変化します。
歩くという規則的な動きでさえ、体幹部分は実は固定されず、腰椎一つとっても脚の位置によって、少し反ったり丸まったり、また捻られたりと絶えず微調整を繰り返しています。
日常の動作という“電車の揺れ”を、ニュートラルの位置が変わらず安定性をもってできるかどうかが体幹力が試される重要なポイントです。
ここの安定性が欠如してしまうと、
○長時間立つと腰痛が起きる
○階段の昇り降りで膝が痛くなる
○立っているときと座っているときで体への負担が違う
といった体のエラーを引き起こしてしまう可能性が出てきます。
すなわち、スポーツ選手や筋力強化をはかる男性だけが体幹トレーニングを必要とするのではなく、女性にこそ必要な能力と言えます。
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