自律神経とダイエット
気圧が下がると体調が悪化したり、緊張すると手が震えたり呼吸が荒くなったりという現象は自律神経の乱れが影響していることが分かっています。
特に今は、コロナ禍において様々な不安に苛まれ、うつ病を患う人も増えています。
「自律神経を整える」という話をよく耳にしますが、そもそも自律神経とは、私たちの身体の中でどういう役割を果たしているのでしょうか。
そもそも自律神経とは
自律神経は生命をを維持するために内臓や血管などの働きを自動的に調整する神経で、交感神経と副交感神経の二つがあります。
交感神経が優位に働くと、内臓の消化活動は抑制されますが、その分、肝臓のグリコーゲンというエネルギーが分解されて心拍数は上昇します。
より活動しやすい状態にカラダが移行されます。
副交感神経が優位に働くと、交感神経とは反対に心身をリラックスさせます。
健康的に生きるにはこの二つのバランスを取るとともに、両方のレベルを高く維持することが重要になります。
現代人は交感神経が強く作用し続けている状態が長く続く傾向があります。
そうなると、日々緊張状態でストレスを溜めやすくなり、心身が疲労して様々な不調が現れます。
血管が収縮して血流が滞留し、代謝が落ちてたり、老廃物が溜まることによって冷えやむくみが起きやすくなるのです。
また、胃腸の働きも弱まってしまい、便秘になったりもします。
つまり体に脂肪を溜めこみやすい状態に陥ってしまうため、結果的に太ってしまうというわけです。
副交感神経の働きを優位にしたいところですが、副交感神経の働きは男性で30歳、女性で40歳を境にガクンと落ち込んでしまい、10年で10%ずつ低下していきます。
年齢とともに疲れが回復しにくいのはそのためなのです。
最も重要なのは睡眠・栄養・運動の3つ
では、自律神経を整え、カラダを健康な状態に保つにはどのようなことに注意して生活できるといいのでしょうか。
基本となるのは、「睡眠」、「栄養」、「運動」の3つです。睡眠をしっかりとり、栄養バランスよく食べ、適度な運動をするとよいでしょう。
最低限この3つができ、習慣化していれば自律神経を正常な状態に保てます。
また、情報の受け取り方にも注意した方がいいでしょう。
スマホで即座にどんな情報でも得られる現代においては、情報過多といえるほど、日々様々な情報が流れ込んできます。そこで、この情報は自分に入ってきていいものかどうか、識別することが重要です。特に、ネガティブな情報は意識して自分の中に入れないということを心がけましょう。
過去のトラウマに似た内容の動画や、コロナ情報やウクライナ侵攻などネガティブなニュースばかりだと、人は自律神経を乱され、心や体の不調に繋がります。
呼吸と自律神経の密接な関係
自律神経を整えるために効果的なのは「呼吸」を整えることです。
「気が付くと呼吸をするのを忘れていた。」という現代人の本当に多いこと・・・
ほとんどの方は、意識して呼吸しないと、呼吸を止めてしまったり、浅い呼吸しかしていなかったり。
これは年齢に関係なく起こります。
かといって、常に呼吸を意識して生活することは困難です。
そこで、決めた時間をつくって意識した呼吸することをご提案します。
ベストは夜寝る前のタイミングです。
3秒息を吸って6秒かけて吐くという「1:2の呼吸」を1~3分間繰り返してから寝てみましょう。
長く息を吐けるようになると、自律神経の中の副交感神経が上がってきて、体がリラックスした状態を作り出します。
それによって睡眠の質もよくなるのです。
パーソナルトレーニングのことなら上野のジム「Reawell」へご相談を
ダイエットを成功させるうえで、自律神経を整えることはとても大切になってきます。
上野のダイエットジムReawellでは、メンタル面も含めた総合的なアプローチによって、心身ともに健康になることを目標にしています。
- Reawell
- 〒110-0015 東京都台東区東上野3丁目32−12 9階
- 電話番号:03-6281-9813
- URL:https://pts-reawell.com/
トップページ
Reawellと他のジムとの違い
https://pts-reawell.com/first/
料金&システム
https://pts-reawell.com/price/
住所
東京都台東区東上野3-32-14 9階JR「上野駅」中央改札口より 徒歩7分
東京メトロ銀座線「稲荷町駅」徒歩1分
つくばエクスプレス「新御徒町駅」A3出口より徒歩5分