もう悩まない!膝に水が溜まる理由と自分でできる予防策

膝に「水が溜まる」という症状は、正式には関節水腫(かんせつすいしゅ)と呼ばれ、膝の中にある関節包という袋の中に関節液が過剰に溜まっている状態を指します。
では、なぜ膝に水が溜まるのか?そのメカニズムをわかりやすく解説します。
Contents
膝に水が溜まるメカニズムとは?
1. 膝の関節は「潤滑液(関節液)」で満たされている
まず、膝の関節の中にはもともと少量の「関節液(かんせつえき)」があります。
これは、いわば潤滑油のようなもので、膝の動きをスムーズにしたり、軟骨に栄養を届けたりする役割をしています。
健康な状態では、この関節液の量は一定に保たれています。
2. 関節に炎症が起きると、関節液が過剰に分泌される
何らかの原因で膝の関節内に炎症が起こると、体はその炎症を鎮めようとして関節液を必要以上に作り出します。
これが、いわゆる「水が溜まる」という状態です。

3. 水が溜まる原因はさまざま
関節に炎症が起こる原因はいくつかあります。代表的なものを紹介します。
🔹 変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)
加齢などで軟骨がすり減り、関節内で炎症が起きる病気です。
高齢者に最も多く見られる原因です。
🔹 半月板や靭帯の損傷
転倒やスポーツなどで膝を痛めた際、関節の中が炎症を起こして水が溜まります。
🔹 関節リウマチや痛風などの病気
免疫や代謝の異常による全身性の疾患でも、膝に炎症が起こることがあります。
🧊水が溜まるとどうなるの?
関節液が増えると、以下のような症状が現れます:
- 膝が腫れて大きく見える
- 押すとブヨブヨした感触がある
- 膝が曲げづらくなる、重だるさがある
- 動かすと痛みがある
この水は、炎症を抑えるために出てきている反応なので、水自体が悪いものではありません。
ただし、繰り返し溜まる状態は治療が必要です。
💉水は抜いたほうがいいの?
病院では、必要に応じて水を注射器で抜く「関節穿刺(かんせつせんし)」を行います。
ただし、水を抜いても根本原因(炎症)が改善されないと再び溜まります。
そのため、水を抜くだけでなく、膝に負担をかけない生活や、筋力アップ・体重管理などの対策が必要になります。
🔁再発予防のためにできること
- 太ももの筋肉(大腿四頭筋)を鍛える
- 体重を適正に保つ(膝への負担を軽減)
- 歩き方・姿勢を見直す
- 必要であればサポーターの使用や、パーソナルジムでの運動指導も有効
あわせて読みたい記事↓↓
高齢者のための正しい運動とは|上野のパーソナルジムならReawell |東京都台東区
まとめ
膝に水が溜まるのは、膝関節の中で炎症が起きているサインです。
それは体の自然な防御反応ですが、繰り返すようなら原因の特定と適切な対処が大切です。
「痛いから動かさない」は悪循環になりやすく、正しく動かして筋肉を保つことが予防につながります。
もし「膝に水が溜まりやすい」「痛みが慢性的」といったお悩みがあれば、運動を通じて予防・改善できる可能性も十分にあります。
不安な方は、ぜひReawellに相談してみてください。
パーソナルトレーニングのことなら上野のジム「Reawell」へご相談を
- Reawell
- 〒110-0015 東京都台東区東上野3丁目32−12 9階
- 電話番号:03-6281-9813
- URL:https://pts-reawell.com/
トップページ
Reawellと他のジムとの違い
https://pts-reawell.com/first/
料金&システム
https://pts-reawell.com/price/
住所
東京都台東区東上野3-32-14 9階JR「上野駅」中央改札口より 徒歩7分
東京メトロ銀座線「稲荷町駅」徒歩1分
つくばエクスプレス「新御徒町駅」A3出口より徒歩5分

