9割の人が誤解している!? 解剖学から考える本当のO脚改善法

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【はじめに】
「O脚を治したくて内ももを鍛えてみたけど、変わらなかった…」そんな悩みを抱える方はとても多いです。
実は、その考え方自体が根本的な間違いかもしれません。
この記事では、9割の人が見落としている「解剖学的な視点」から、O脚の本当の改善方法をお伝えします。
O脚は見た目の印象を大きく左右するだけでなく、腰痛や膝痛、むくみなどの不調にもつながります。
美容と健康の両面から、早期に改善しておきたい悩みのひとつです。
しかし、ネットや動画で紹介されている方法を試しても改善しない、むしろ悪化した…という方も少なくありません。
その理由は、「身体の構造を正しく理解していない」ことにあります。
この記事では、パーソナルトレーナーが実際に現場で結果を出している解剖学に基づいたアプローチを、わかりやすくご紹介します。
【9割の人が間違える!O脚改善の勘違い】
よくある誤解:
「O脚は内ももが弱いから、そこを鍛えればいい」
このアプローチで改善しない人が多いのには理由があります。
実際には、内もも(内転筋)だけを鍛えることで股関節が内旋してしまい、脚のラインがさらに崩れることがあります。つまり、脚が内向きに回転し、ひざが内に向いてしまうような形です。
この状態では、脚がまっすぐ揃うどころか、O脚が目立ってしまうこともあるのです。
この考え方の背景には、身体を”2次元”でしか捉えていないことが挙げられます。
「脚の間が空いている=内ももを鍛える」といった短絡的なアプローチでは、本質的な改善にはつながりません。

正しい考え方:
O脚は三次元の構造として理解する必要があります。
股関節を外旋(外にねじる)させる筋肉が機能すると、大腿骨(もも)の骨が正しい位置に整い、結果として内ももが自然と閉じるようになります。つまり、「外に開く動き」ができてこそ、「内に閉じる力」が発揮できるのです。
【O脚が治る人・治らない人の違いとは?】
治りにくいO脚の特徴(骨の問題)
以下の4つがある場合は、改善が難しい傾向にあります。
- 大腿骨の前捻角の異常(股関節のねじれ)
- 大腿骨の頸体角の異常(骨の角度)
- 脛骨の外捻(すねのねじれ)
- 脛骨の内弯(すねの湾曲)
これらは主に骨格の形状の問題であり、エクササイズでは限界があります。レントゲンなどの医療的な検査で明確にすることができます。
ただし、これらがあるからといって改善をあきらめる必要はありません。
治る可能性の高いO脚(筋肉バランスの問題)
- 解剖学的なバランスの崩れによって起こるO脚は、正しいトレーニングで十分に改善が見込めます。
- 骨に異常がなくても、筋肉の緊張・弱化・柔軟性不足によって脚のラインが崩れている方が大半です。
- 特にデスクワークが多い現代では、姿勢の乱れによるO脚が増加しています。
実際には、「骨格の影響+筋肉のアンバランス」が複合している場合が多く、筋肉の状態を整えることで見た目の印象や不調の改善が大きく期待できます。
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【解剖学的に見た!O脚改善に必要な4つの筋肉アプローチ】
1. 腸腰筋の機能改善
腸腰筋は背骨から骨盤・大腿骨をつなぐインナーマッスルで、股関節の安定性と正しい姿勢の維持に不可欠です。
- デスクワークや座り姿勢が長いと機能が低下し、骨盤が後傾しやすくなります。
- 結果として太ももが外旋し、脚が開きやすくなります。
- ストレッチとアクティベーション(活性化トレ)をセットで行うのがポイントです。
2. 外旋筋・内転筋のバランス
- 外旋筋(梨状筋、外閉鎖筋など)は股関節を外にねじる役割。
- 内転筋(内もも)は脚を閉じる力を担当。
どちらも必要な筋肉ですが、順番が重要です。
まず外旋筋を正しく使って骨盤と大腿骨の位置を整え、その後に内転筋が働くと、脚は無理なく真っすぐ揃います。
この順番を無視して「内ももトレ」だけ行うと、むしろ骨盤の位置が悪化しやすくなります。

3. 下腿のねじれ調整
- 脛骨(すねの骨)が外にねじれていたり、内側に曲がっていると、膝から下が開いて見える「膝下O脚」のような状態になります。
- 脛骨のねじれは筋肉バランスの崩れや、足部の使い方の癖によって生じることが多いです。
トレーニングでは、
- 足裏の感覚を整えるトレーニング
- ふくらはぎやすねの筋肉のリリース
- 歩き方の改善 などが有効です。
4. 足首の柔軟性アップ
- 足首の動きが硬いと、正しい立ち方・歩き方ができません。
- 特にアキレス腱やふくらはぎの柔軟性が低いと、かかとが浮きやすくなり、重心が外側に流れます。
- その結果、O脚が強調されてしまいます。
ふくらはぎのストレッチや足裏のケア、足首回しなどを取り入れることで、地面をしっかり踏みしめられるようになります。
【まとめ】
O脚を本気で改善したいなら、「内ももを鍛えればいい」という単純な発想を捨て、身体を三次元で捉え直すことが大切です。
特に筋肉のアンバランスからくるO脚には、適切な筋トレと柔軟性の両方が必要です。
- 股関節の外旋力を高める
- 腸腰筋と内転筋の連携を整える
- 下腿と足首のねじれを正す
これらを意識したアプローチが、美脚への第一歩です。
そして何より大切なのは、継続して取り組むことです。週に1回のパーソナルトレーニングでも、正しい方向性であれば確実に変化は出てきます。

O脚の改善は、骨格の状態、筋肉の硬さ、筋力などに左右されるので、成果が出るまでの期間に個人差はあります。
写真は2か月継続して通われたクライアント様ですが、ワイドタイプのロングパンツしか履けず、諦めかけていたところ、見事O脚の改善に成功しました。
このように、多くの方が変わる可能性を秘めています。
どのくらい変わるか知りたい方は、ぜひ一度体験トレーニングにいらしてください。
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